ブランディング/スタッフが創るブランド

予備校、塾の多くが1・2年時は、英語と数学、3年生になった時点で、大手予備校と提携したDVD等の授業にシフトしていきます。大手の大学受験予備校の授業は確かに魅力的ではありますが、それだけでは十分ではありません。最近では同じエリアで、同じFCが市場を潰しあっている地区があるなど、少なからず問題が発生しています。とはいえ、単独で大学受験指導のできる講師を確保することは難しく、そのネームバリューなどから大手予備校との提携は、メリットが多いのも事実です。しかし提携校が増えれば増えるほど、一つひとつの予備校、塾の指導の質そのものが、画一化されていき、違いが目立たなくなってきます。受講生側から見れば、どこでも同じ指導が受けられる以上、一番通いやすい予備校、塾に通えばいいわけですから、何ら問題はありません。しかし予備校、塾の運営側の視点では、生徒募集に限界が作られてしまい、経営的にも苦しくなるでしょう。「通いやすい」ではなく、「通いたくなる」何かが必要になってきます。その何かとは「人=常駐スタッフ」であると考えます。チューターやアルバイトの個別指導講師など、生身の指導、サポートをする常駐スタッフの指導や事務対応の質が、予備校、塾のブランドを確立させる大きな要素の一つであると考えられます。基本的な部分に差がないのであれば、それ以外の部分で付加価値を付けていくのは、どの業界でも共通するブランド戦略です。スタッフの質の高さをアピールできれば、大きな差別化にも繋がるでしょう。

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