数学の再認識

大学受験の特長として、複数の受験方式と科目を選べることがあげられます。そのせいもあって文系の学科志望の学生の多くは、一般的に苦手とされる数学以外の科目を選択することが圧倒的に多いは周知の通りです。しかし、その受験方式故に経済を学ぶのに必要な数学の知識を持っていない学生が増え、大学が予備校の講師を招いて数学の補習を行っているところまであり、対策を立てているようです。例えば一橋大の2次試験では国語よりも数学の配点が高くなっています。またA・Bと2つの受験方式がある場合、そのほとんどが、数学を選択する方式の方が文系科目だけの場合よりも倍率が低くなっており、有利な状況を自然に作っています。もちろん全ての学部に言えることではありませんが、文系学科志望でも大学受験の数学に取り組み科目に選択しておくと、合格の可能性を高めるだけでなく、大学入学後に必要な基礎学力も実につけることにつながるのです。これは文系学科においても数学のできる生徒を重要視する傾向にあることが証明しています。このように大学受験の数学と言えば、理系学部志望者という常識は、少しずつ変化しています。予備校と塾には、受講生の目標に対して何を学ぶのが最良なのかを提案する学習コンサルタントとしての力も求められているのです。

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