間違いだらけの大学選び

ある調査によると、高校生が大学受験に際し、志望校・学部を選択する際に重視することは、「学部の専門性」「資格取得制度」「施設・設備の充実」の3つが他に比べて高い値を示している。さらに志望校に合格した高校生が進学後に期待することは「自分の資質や個性を発揮できる就職」「個性や資質を伸ばせるようなカリキュラム」「一生つき合っていける友人」があげられます。ところが入学してからの調査になると「友人との交流」「専門科目の学習」「趣味や旅行」になってしまい、大学受験そのものへの期待から、入学したことで生まれる、これまでと違う環境に期待が傾いてしまっています。この要因として「講義がおもしろくない」「授業に手応えがない」などがあげられます。学校側の体制にも問題があるかもしれませんが、いかに高校生が大学の実態を理解せずに、志望校・学部を選択しているのかが分かります。これからの予備校と学習塾の高校部の進路指導には、高校生本人の学力や希望はもちろんのこと、志望校に入学するための理由など、これまで以上に一人ひとりに踏み込んだ大学受験 指導が必要になるでしょう。こういった活動は、募集に直結するものではありませんが、こういった積み重ねが地域で支持される予備校と学習塾の高校部を創り上げるのです。

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